●369 雲雀 ひばり 〇はるかぜかおをなでて

 表題:雲雀
 読み:ひばり

 収録:(A)新特撰樂譜 81 成樂會 1923(T.12).4.5 ◎Copy=(P85)

 記譜:四重唱(伴奏なし) ハ長調 4/4

 インチピット:ミ|ミレ#ミファミ|レミレドド|

 曲:クロイツァー,コンラディン(Kreutzer, Conradin)(1780-1849)[ドイツ]か?
 詞:犬童球渓 ※1923(T.12).4作詞


[詞] ※(A)新特撰樂譜 81より

1.春風顔を撫でて心ものどけく 舞ひ立つ雲雀は翼も輕げに
  八重の霞分けつつ雲居高く飛びゆく 聲は空に殘りて
  かげは雲にかくるる 天(あめ)の不思議探り來よ

2.山々花か雲か 見るもの聞くもの皆々かすめり 聲のみ殘して
  雲に入りし雲雀は 歌ふ聲や疲れし翼胸にたたみて
  見よや今ぞ落ち來る 天の不思議疾く語れ


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